イーヴォ・ポゴレリッチ(ポゴレリチ)のリサイタル
サントリーホールにて。月曜の夜、というコンサートをゆっくりと愉しむには心理的に難しい状態ながらも聴いてきました。
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ブラームス:カプリッチョ 嬰ヘ短調 op. 76-1
間奏曲 イ長調 op. 118-2
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op. 35 「葬送」
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ラフマニノフ:楽興の時 op. 16
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前回来日時よりもますますトンガった演奏になっていました^^;。
とにかく遅い。アファナシエフなど目ではないくらいのテンポの遅さです。ブラームスの最初の2曲を弾くだけでも30分くらいかかっていました。ピアノをどう鳴らせばいいかということは完全に熟知しているので、不快感は少ないです。思いっきり延ばされる最後の和音の扱いなど、ホールでの響きが減衰しきるまで余韻を愉しんでいる模様です。
ただし今回は前回の来日のときと異なり、少々こちらの集中力がもたなかったのも事実。いくら遅くしても、それが美しい世界を作り出していればよかったのですが、どうも今回はマンネリ色が気になりました。単にこちらの気持ちの問題かもしれません。
前に座っていた音大生と思しき女の子2人組みがショパンのソナタできちんと速く弾いたのに安心したのか「良かったね」と小声で言っていたのが笑えました。ショパンは良かったです。
ラフマニノフも完全にテンポ指示無視の異様な遅さでしたが、どうにも美しくない、というかショパンと異なりやや練習不足のようです。ショパンの4楽章は猛烈なスピードでも異様にユニゾンが揃っていたのですが、ラフマニノフは微妙に弾けてない感じがしてしまいました。前回の来日で弾いたラフマニノフのソナタ2番は良かったのですが。
ちょっと飽きてしまい、アンコールをやったのかどうかも知らず早々に会場を後に^^;。
なお、今回はすべて楽譜を置いて弾いていました。
☆ポゴレリッチのショパン ピアノソナタ第2番
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