ピーター・ゼルキン&アンドラーシュ・シフの2台ピアノリサイタル@ミネソタ滞在時代
Peter Serkin and Andras Schiff, pianos.
Mozart: Fugue K.426
Reger: Variations and Fugue on a Theme by Beethoven Op.86
Busoni: Fantasia Contrappuntistica (1921ver. for 2 pianos)
Mozart: Sonata K.448
バッハお友達デュオのリサイタル。この曲目!嬉しいです。
どれもマシーンのようにバリバリ冷徹に弾きこなすゼルキンと、どんなに複雑で技術的に困難な箇所になっても伸びやかな音を鳴らす事ができるシフの見事なアンサンブルが楽しめました。
何と言っても圧巻はブゾーニの「対位法的幻想曲」!シフが主に旋律を受け持ったのですが、彼は燃えまくってバリバリ弾いておりました。この曲の2台版の存在は知りませんでしたが、ものすごい編曲ですね(^^;。異様なスピードのオクターブの連続やらフーガ主題の錯綜は強烈。
何だかまとまりが付きませんが、久々にピアノの音色そのものに感動しました。特にシフがあんなに巨匠性のある、恐ろしく達者なピアニストだとは知りませんでした。ゼルキンに気の毒だけれども、ピアノを鳴らす力量の差は歴然。勿論、気張って強く打鍵しているわけではなくて、本当のピアノの鳴らし方を知っている、ということです。彼は録音で感じるよりも、ずっとずっと天才ピアニスト。一方、ゼルキンはたとえばメシアンの「アーメンの幻影」をやりたくなったら、ラビノヴィチパートをやらせるとアルゲリッチパートの方は好き放題出来る、といった印象。reliable pianistということ。
☆ゼルキン&シフの2台ピアノ
| モーツァルト:フーガハ短調 | |
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